
ケアットの想い
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昨今では、介護保険制度や障害福祉サービスの整備が進み、高齢者や障がい者の方々が住み慣れた地域で安心して暮らせるよう、社会全体が少しずつ変わりつつあります。
しかし、本当に「生き生きと、楽しく」暮らしていくためには、制度の枠にとらわれない、インフォーマルな地域活動の推進が必要ではないか――。そんな思いから、私たちはボランティア活動を始めました。
そして2005年2月、特定非営利活動法人の認証を受け、神戸市内で高齢者や障がい者の方々が社会参加できる場づくりを本格的にスタートしました。
活動を通して、さまざまな“生の声”に出会ってきました。
「働きたい」と願う障がいのある方。
「介護が必要になるのは不安」と話す高齢の方。
「わが子の発達が気になる」という保護者の方。
「頼れる人が少なく、子育てが不安」と語るひとり親家庭。
「学校に行きたくても行けない」と悩む子どもたち。
「自分の居場所がわからない」とつぶやく若者たち…。
福祉制度の対象に限らず、“生きづらさ”や“困りごと”を抱えるすべての人たちにとって、地域の中で安心して過ごせる場所や人とのつながりは、かけがえのない支えになります。
そうした声に寄り添いながら、今後も私たちにできるケアを、地域の中で丁寧に届けていきたいと考えています。
2023年6月には認定NPO法人の認証を取得し、私たちの活動が公益性と信頼性のあるものとして社会から評価されるに至りました。
この認証を励みに、より一層地域に根差した活動を展開し、誰もが安心して暮らし続けられる街づくりに貢献してまいります。
〜創設者の想いを今につなぎ、私たちの歩みに。これからも地域のそばで〜
名称の由来
ケアットという法人名は、「ケアする人」=「ケアッ人」から名付けられました。ケアをする側だけでなく、ケアされる側の方々にも地域で活躍できる場を提供し、支え合って生活する事の喜びを実感してほしい、そんな想いをもっています。
資格種類
臨床心理士、言語聴覚士、社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士、保育士、教員免許、児童指導員、介護支援専門員、相談支援員、福祉住環境コーディネーター、音楽療法士、栄養士、調理師、ヘルパー2級、精神科医(顧問)他
それぞれの資格を持ったスタッフが、内外の研修会に参加したり、精神科医のスーパーバイズを受けながら、事例検討会を積み重ね、ご利用者の方々に寄り添い、より良い支援ができるようスキルアップを図っています。
また、子ども達やご利用者の方々に安全でおいしい「食」をご提供できるよう、給食やおやつ作りを有資格者の指導の下、専用キッチンで作っており、アレルギーのある子ども達にも「食」を楽しんでいただけるように心掛けています。